民宿を応援したい私としては
男鹿温泉郷ではなく反対側の海岸、戸賀浜に宿泊したかった。ところが、温泉郷にある
福の家さんで秋田の三味線が楽しめると知り 民宿はあきらめて、一番リーズナブルな
国民宿舎男鹿に予約を入れた。秋田の酒を舐めながら三味線が聴けるなんて!今回の旅の中で、いいえ!人生の中での一大イベント!(大袈裟?)そのくらい最高に楽しみにしていた。
宿に到着してから まずは温泉へ。
正直、そんなに期待していなかった男鹿の温泉。ところが、なかなかのお湯。トロミがあって昆布出汁のような味がした。(人の居ない朝、撮影)
ライオン?犬?熊?
お食事も正直、そんなに期待していなかった。ところが、
雰囲気は 普通の食堂という感じで 従業員の男性が淡々と運んでくるのだけど、天ぷらも席に着いてから揚げてくれたし 刺身も新鮮で、なんの洒落っ気もない二切れの林檎が凄く美味しい!^^;
無理に豪華に見せないで普通に美味しいっていいな、と思った。大好物の『いぶりがっこ』は酒の肴にして・・・
そして、頭をガツンとやられたのは 『きりたんぽ』
今まで、私は何を見てきたのだろう?(笑 きりたんぽさんゴメンナサイと謝りたくなるくらい、色んな人に 好きになれない食べ物は「きりたんぽ」と言い続けてきました。特に食べたいと思わないとか、どこがいいのか分からないとかも言いました。ところが、ここで食べてから 今まで食べていたカチカチな『きりたんぽ』は 土産用か何かで 地元の人が食べているのとは全く違う別物だったのだと気がついた。もちもち具合と少しホロホロする感じが絶妙!出し汁も丁度いい味加減で大好きな食べ物に昇格!
温泉や食べ物に満足しすぎてしまいました。
部屋に戻って、布団の上に転がって 目を瞑って 目を開けたら 朝でした。
男鹿半島 心残りノート
福の家に行けなかったこと。(π0π)